2010年2月アーカイブ

毎年、世界中から集まった環境に関する意欲的な映像作品を上映するアース・ビジョン地球環境映画祭が今年も3月5日から7日まで新宿区四谷区民ホールで開催される。

世界中から応募された作品の中から優秀な作品が上映され、アース・ビジョンン大賞が選ばれるのは例年通りだが、今年は生物多様性条約第10階締結国会議(COP10)が10月に名古屋で開催されることを受けて、例年の審査員特別賞に代わり、生物多様性を題材にした作品に対する特別賞が設けられた。

その特別賞を受賞したのは、

アジアの湿地に生息する渡り鳥クロツラヘラサギの保護運動を描いたドキュメンタリー映画『国境のない鳥』、昨年の東京国際映画祭でも上映され好評を博した。

「国境のない鳥」 監督:Dean Johnson

「国境のない鳥」 監督:Dean Johnson

この「特別賞?生物多様性」が設けられたこともあり、今回は生物多様性をテーマにした作品が数多く上映される。たとえば『おじいさんの古代米?雲南の小さな村から』は、中国で古くから作られてきた古代米である赤米を作り続ける親子を描いたドキュメンタリーだ。

「おじいさんの古代米―雲南の小さな村から」 監督:Lin Zhizhan

「おじいさんの古代米―雲南の小さな村から」 監督:Lin Zhizhan

古代からある種を保存することは生物の多様性を維持する上で非常に重要なことだ。しかし現在では、多くの収量を求めて品種改良された農作物ばかりが作られるようになり、世界中で原生種が失われていっている。そして、品種改良された種を生産するには農薬や除草剤が必要になり、さらに環境が汚染されていくのだ。

もうひとつ注目なのは「世界の子供たちが作ったアニメーション」という特集上映だ。これは映画制作者が子供たちと共同で短編アニメーションを作るという企画、日本、韓国、フィリピンなどで製作された。その中の一作『海と命―うらしまたろう物語』はベルギー人監督セバスチャン・ゴダールが大阪の子供たちと作った作品、作品の内容もさることながら、子供たちが楽しみながらこのアニメーションを作ったのだろうという雰囲気が伝わってくるのがすばらしい。

「海と命―うらしまたろう物語」 監督:セバスチャン・ゴダールと大阪の子どもたち

「海と命―うらしまたろう物語」 監督:セバスチャン・ゴダールと大阪の子どもたち

今年のアース・ビジョン大賞を受賞したのはNHKスペシャルで放送された『雨の物語―大台ケ原 日本一の大雨を撮る』、1年に5000ミリの雨が降る大台ケ原で、ハイスピードカメラなどを使って雨や雪のメカニズムに迫った科学ドキュメンタリーだ。いま水が世界的な問題になっている中で、水を循環させる自然のシステムの神秘を感じさせてくれ、その森を守る神主夫婦の生活も描くことで人と森の関わりにも想いが及ぶ秀作だ。

「雨の物語―大台ケ原 日本一の大雨を撮る」 監督:内浦 崇

「雨の物語―大台ケ原 日本一の大雨を撮る」 監督:内浦 崇

また、ミツバチの危機を描いた『ミツバチのブルース』の上映に併せ、greenzでも以前取り上げた「銀座ミツバチプロジェクト」の世話人である田中淳夫さんの講演も行われる。ミツバチについては鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』も春公開予定、ミツバチをめぐる話題には要注目だ。

来春にトキ放鳥の方針 環境省、秋との違い検証

 環境省は26日、トキの野生復帰計画などについて検討する専門家会合を新潟市で開き、来年の春に4回目の放鳥を、同年秋に5回目の放鳥を行う方針を示した。

 これまでトキの放鳥は、稲刈りが一段落してえさが豊富な秋に行っており、春に放鳥されれば初めて。同省は群れの形成などで秋との違いを検証したい考えだ。

 同省は08年9月に10羽、09年9月に20羽を放鳥。3回目は今年9月に20羽を予定している。4回目は10羽、5回目は20羽の予定。いずれも佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション(新潟県佐渡市)の「順化ケージ」で野生復帰訓練後、ケージを開放して自然に外へ出るのを待つ「ソフトリリース」方式で放鳥する。

 会合では春の放鳥について、トキが水田の苗を踏むなど農作業への影響を懸念して「田植えの時期の放鳥は避けるべきだ」などの意見が出た。

JAあきた北央、「冬の田んぼの生きもの調査」を開催しました。

営農部伊藤課長の田んぼを、今年初めて冬水田んぼにしました。

秋には、代掻き、豚糞を撒いた田んぼです。

前もって穴を5箇所堀り、本日調査に挑みました。

雨の中の調査です。

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5箇所の土を採取します。雪の上を歩きます。

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武石努さん、柴田優子さんが土の採取、温度を測っています。土と混ざった豚糞の匂いが手につき参った・・・こんなに深く掘りました。記録は坂上さん。広報部の真理子さん。営農部吉田さんが参加です。

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いとみみず、ユスリカの調査です。ポットにお湯を用意してぬるま湯で生きものを探しました。

さて、生きものは生息しているのでしょうか?

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5箇所の土の採取から、1匹のイトミミズが見つかりました。

今年の田んぼの生きもの調査が楽しみです。

今日は、とても暖かいです。

高尾事務所では、佐渡島の方が畜産の研修会をています。

日帰りで大変ですが、皆さん頑張っています。

午前中は、講義。午後は、磯沼牧場で研修です。

お土産をいただきました。

この商品は、佐渡市役所に問い合わせください。とっても、美味しい商品です。

アニマルウェルフェアを目指ている、商品です。

佐渡市役所 0259?62?5117 に連絡して商品の問い合わせをして下さい。

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コウノトリ野生復帰、国際条約の公式HPで紹介 

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生物多様性条約事務局のホームページに世界8都市の事例が掲載。世界地図の上に豊岡が記された

 世界約190カ国が参加する「生物多様性条約(CBD)」の公式ホームページに、豊岡市のコウノトリ野生復帰を中心とした取り組みが英文で紹介されている。世界8都市の代表事例の1つとして掲載され、これまでの成果や施策を説明。今年10月に愛知県で開催され、同市も参加する生物多様性条約締結国会議(COP10)に向け、世界に情報を発信している。

 1992年に発足した同条約は、多様な生物と生息環境を持続的に保全し、多様な生態系がもたらす恩恵を公正に配分することなどを目指して締結国会議を世界各地で開催。今年は10月18?29日に名古屋市で開かれ、各国政府や国連関係者、非政府組織(NGO)、市民ら約7000人が参加予定。豊岡市の関係者も出席し、ブースを設けてこれまでの活動や今後の課題を報告する。

 ホームページには、豊岡盆地の成り立ちから野生復帰の歴史、共生の理想を写真や地図を交えて説明。環境保護と経済活動の両立を目指す同市の環境経済戦略も紹介している。名古屋やドイツのボン、ブラジルのサンパウロなどと並んで、生物多様性を推し進める取り組みとして選ばれた。

 英文資料をすべて作成した市コウノトリ共生課は「豊岡の取り組みは世界的に注目を集めている。COP10に向けて、積極的な発信に務めたい」としている。

(大山伸一郎)

(2010/02/20 09:15)

焦点'10:放鳥トキ「枝渡し」 初繁殖へ高まる期待 /新潟

 ◇雌はまだ1歳、若過ぎる? 環境省「見守って」

 昨年9月に佐渡島で放鳥された1歳の雌のトキと、08年9月に1次放鳥された3歳の雄が、くちばしに挟んだ小枝を渡し、親愛の情を示す「枝渡し」をする様子が確認された。放鳥後、初のペア誕生に期待が高まっているが、通常、トキが繁殖できる年齢は2歳以上とされており、今春の「2世誕生」となるかは未知数だ。【畠山哲郎】

 ◆情愛深まる?

 この雌は1月18日、いったん本州側の五泉市内に渡った後、今月2日に同島に戻り、7日以降、2羽の雄とそれぞれ行動をともにする姿が確認されていた。このうち1羽の雄とは「ねぐら」もともにしている。

 枝渡しが最初に確認されたのは、雌と雄が合流した直後。雄が小枝をくわえて雌に近寄り、くちばしを向けると、時折、雌がそれを受け取るのが観察された。別の雄も同様の行動をするのが確認されており、1羽の雌を巡る「三角関係」の構図となっている。

 ただ、小枝を差し出されても、雌は知らんぷりして餌を探したりすることが多いという。近くに住む自営業の男性(60)は「雌はまだ1歳。異性に興味がないのかも」と話す。

 ◆中国では先例

 トキが繁殖可能となるのは、飼育下で2歳から、野生で3歳からとされる。飼育下の方が可能年齢が低いのは餌の栄養状態が良く育ちが早いためという。

 佐渡トキ保護センターの金子良則獣医師は、この雌について「人間でいえば12?13歳」と指摘。環境省の笹渕紘平自然保護官も「繁殖にはまだ若いかもしれない」と話す。

 繁殖期を迎えたトキが親愛の情を示す行動としては、枝渡しのほか、くちばしで羽を繕い合う「相互羽づくろい」や、雌の背中の上に雄が乗る「擬交尾」がある。金子獣医師は「擬交尾が最も親しい(証しとなる)。確認されれば、つがいと言っていいだろう」と話す。

 2羽の雄は繁殖期を迎えたことを示す黒灰色の「生殖羽(う)」に変化、雌も徐々に首の周りが黒く変色しつつある。金子獣医師は「中国でも(1歳の放鳥トキが)繁殖した例はある。今後に期待したい」と話す。

 ◆立ち入り規制も

 一方、環境省が頭を抱えるのが、営巣した後の対応だ。

 産卵前、トキは敏感になる。いったん巣を作って卵を産んでも、何か刺激があると、放棄して別の場所に移動してしまうこともある。ヘビなどの外敵が出た場合に、そうした行動を取ることがあり、過去には人間が近づいたため、巣を放棄したケースもあった。

 同省は営巣が確認された場合、立ち入り禁止区域を設け、観察場所を限定するなどの対策を取ることを検討している。笹渕保護官は「そっと見守ってほしい」と呼びかけている。

 ◇順化ケージに新たに6羽

 9月に予定されているトキの3回目の放鳥に向けて、環境省は19日、佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージに、新たに6羽を移した。これで飛行や採餌の訓練を行うトキは、今月4日に放した雌5羽と合わせて計11羽となった。

 この日、移されたのは、いずれも昨春生まれの雄と1歳の雌各3羽。同省の笹渕紘平自然保護官は、広大な順化ケージに放されたトキの様子について「驚いて飛び回りネットにあたったりしたが、(次第に)落ち着いた」と話した。5月下旬?6月上旬に、さらに10羽を追加し、計21羽で放鳥に備える。【磯野保】

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 ◆繁殖期のトキの動き

12月? 「生殖羽」に変化

       ↓

     つがい形成

       ↓

 3月? 営巣、産卵を開始

       ↓

 4月? ふ化が始まる

毎日新聞 2010年2月20日 地方版

みなさま 

農村工学研究所の嶺田です。

当研究所では,各部門ごとの研究成果や関連トピックスを広く外部に向けて発信・討
議する研究会を毎年開催しており,
本年度は3月10日?11日にかけて開催されます。

当方の所属する農村環境部では,
「農村環境の豊かさを評価する指標をどのように構築するか?生き物、ヒト、 くら
しの真の豊かさを希求して?」と題して,
以下の日程と演題で開催いたしますので,ご案内いたします。

CBDのCOP10を控え,里地里山の生物多様性を維持する上で,人やそのくらしとの関
わり合いへの考察が欠かせません。生きものもヒトもくらしも,豊かである(感じら
れる)ためには,どのような指標を考えていかなければならないかを,主にヒト(農
家)の視点・技能・心理面等からのアプローチを中心に話題提供をいただく予定で
す。

演者の一人であるNPO農と自然の研究所の宇根豊さんは,この3月でNPOを解散するこ
ととなり,その集大成ともいうべきお話が伺えるよい機会です。
お近くの方はともかく,前泊も格安で可能ですので,ぜひ皆さまふるってご参加くだ
さるようよろしくお願いいたします。
参加費は無料です。


○農村環境研究会「農村環境の豊かさを評価する指標をどのように構築するか
    ?生き物、ヒト、くらしの真の豊かさを希求して?

日時:平成22年3月11日(木)9:00?12:30
場所:農林水産技術会議事務局筑波事務所共同利用施設  (〒305-8601 つくば市
観音台2-1-9)
   周辺地図や交通のご案内は
http://www.affrc.go.jp/ja/tsukuba_office/location をご覧下さい。

参加費:無料
申し込み:当日参加も可能ですが,人数把握のため,なるべく3月5日までに事前申
し込みいただけると幸いです。


  
演題
百姓のまなざしの向け方 ?内から見るか、外から見るか?
 特定非営利活動法人農と自然の研究所代表理事 宇根 豊

ヒト・人・村の暮らしと生物多様性の結び方 「アイタッチ 重要なれど 事たり
ん・・・」
 愛媛大学農学部准教授  日鷹 一雅

農作業の「楽しさ」や「大変さ」を表現するものさし
 島根大学生物資源科学部准教授  山岸 主門

認知心理学的手法を用いた農村環境評価 ?農村水路空間を事例として?
 農村工学研究所農村環境部環境評価研究室研究員  廣瀬 裕一

総合討論:

問い合わせ先:(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所業務推進室
(宮嶋・塩野)
         TEL:029-838-7678,7675 Email:
nkk-kikaku@naro.affrc.go.jp


なお,つくば地区で朝早くから開催のため,前日の宿泊も可能(研修施設での宿泊で
1泊素泊まり700円?850円)です。

農村工学研究所研究会の詳細,参加申込フォーム,宿泊申し込みフォームは,
http://nkk.naro.affrc.go.jp/ivent/H21/h21_kenkyukai/kaisai_youryou.html を
ご覧下さい。

また,転載も歓迎いたしますので,ぜひ広くご案内いただけると幸いです。

3/15(月) NHKBSHi 「田畑が育む猛禽の楽園 /秋田県・大潟村」放送予定です。

田んぼの生きもの調査が関わっています。

皆さん、ご覧下さい。

 

フランス 湿地保護のための新しい行動計画を発表
 「世界湿地の日(2月2日)」の前日、国際生物多様性年の一環として、ジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、環境グルネル(環境懇談会)の約束に答える、湿地保護のための新しい行動計画を発表した。
 生物多様性保全政策の中でも、長い間、忘れられていた湿地は、現在、様々な自然環境の中で、最も荒廃し、危機にさらされている。
 特に懸念されるのは、湿原、泥炭地、荒廃地などで、これらは、洪水リスクの削減に大きな役割を果たし、また、生物多様性の保全、水質浄化、炭素固定化の観点からも重要である。
 行動計画の目標は、こうした地域の正しい利用を促進することである。特に農業は、今日まで、広大な面積の維持を可能にしてきたことを踏まえ、農業生産と生物多様性の保全を両立させるような管理を行う必要がある。
 新しい行動計画では、2010年から、湿地国立公園の設立など、29件の行動を予定。洪水防止のため、湿地の管理と取得計画には1000万ユーロが拠出される。また、2010年にはラムサール条約登録湿地に新たに10カ所を提案、湿地に関するウェブサイトを開設し、湿地における農業支援の改善のため、7月までに検査が開始される。
 ジュアーノ閣外大臣は、「農業者による湿原の持続可能な管理のための農業支援に加え、この行動計画では、3年間で2000万ユーロが充てられる。湿地の未来に関わるあらゆる関係者を招き、行動計画に参加できるようにすることを約束する」としている。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

ラムサールフェスティバル:大崎で開催 /宮城

 「蕪栗沼及び周辺水田」と「化女沼」の二つのラムサール条約登録湿地を持つ大崎市は14日、生物・環境保護NPOなどと協力して5回目の「ラムサールフェスティバル」を同市田尻の田尻文化センターで開いた。

 会場では、「化女沼」が渡り性水鳥の飛行ルート上の湿地を保全する国際ネットワーク「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ」(事務局、韓国・仁川市)への参加を認められたとの報告があり、伊藤康志市長に事務局から認定証が渡された。

 パートナーシップの参加湿地はこれで10カ国80カ所。国内では28カ所。県内では「蕪栗沼」に次いで2カ所目。

 「小中学生の活動報告」では、同市田尻の市立大貫小が児童らによる「人間代かき」や田植え、除草を基本に無施肥無農薬の米作りを行い、古里を見つめ直すきっかけを得たと報告。同市立田尻中は本格ビオトープづくりで生き物への視野が広がったと締めくくった。【小原博人】

岡山・灘崎にコウノトリ飛来 

岡山市に飛来してきたコウノトリ=南区灘崎町西高崎
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岡山市に飛来してきたコウノトリ=南区灘崎町西高崎

 岡山市南区灘崎町西高崎に国の特別天然記念物コウノトリが飛来しているのを同市公園協会職員の熊瀬徳輝さん(39)が見つけ、撮影した。兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、両脚の目印から昨秋、倉敷市で見られた1歳の雌だが、岡山市で確認されたのは初めて。

 熊瀬さんは9日、南区役所(同灘崎町片岡)から車で国道30号方面に向け走行中、道路脇の田んぼにツルのような鳥を発見。「珍しい」と持っていたデジタルカメラで撮影した。鳥は数十メートルずつ飛びながら移動していったという。

 同公園によると、撮影されたコウノトリは2005年以降に放した成鳥25羽の中のつがいから生まれた1羽。昨秋、倉敷市で目撃されて以来の確認。

 「放鳥後に唯一、1度も豊岡に戻っておらず、研究対象として注目している1羽。岡山は餌が豊富で住みやすいのでは」と同公園の大迫義人主任研究員。

水田放飼を現代に再生

2010年02月09日

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電気柵で囲い込まれた水田で泳ぐアイガモ=古野さん提供

 ■農家 古野隆雄(4)

 立春、中国東北部の黒竜江省五常市から合鴨(あい・がも)水稲同時作の指導依頼の便りが届いた。

 現在、中国、韓国、ベトナム、フィリピン、カンボジア、バングラデシュ......などアジア各国で合鴨水稲同時作が広がっている。

 2004年、中国江蘇省鎮江市でアジアの合鴨シンポジウムを開催した。その席上、中国農林部の課長が主催者あいさつで「今年度、中国全土で合鴨水稲同時作は20万ヘクタールまで広がった」と報告された。20万ヘクタールは同年の九州の水稲の作付面積に匹敵する。

 中国人が野生のマガモを品種改良してアヒルとして飼い始めたのが約4千年前。以来、アジア各地でアヒルが飼育されてきた。朝、地域の水田にアヒルを放す。アヒルは田んぼから田んぼへ自由に移動する。もちろんアヒルは水田の中を貫流する水路や池でも遊ぶ。夕方アヒルを家に連れて帰り餌を与える。そんなのどかな光景がアジア各国で大昔から展開されてきた。アジアの伝統的アヒル水田放飼である。

 ところが中国では1960年、ベトナムやフィリピンでは70年ごろから田んぼで農薬が多用されるようになり、この伝統的アヒル水田放飼は激減する。アヒルは小屋で飼われるようになる。

 そんな状況の中、2000年ごろから日本発の合鴨水稲同時作が中国各地に展開されていく。

 いったいアジアの伝統的アヒル水田放飼と合鴨水稲同時作はどこがどう違うのだろうか。両者の本質的相違点は「囲い込み」にある。伝統的方法では地域の水田を共同利用するので囲い込みはない。アヒルは水田から水田へ自由に移動し気に入った田んぼで草や虫を食べる。一方、合鴨水稲同時作では、水田を網や電気柵(さく)で囲い込み、合鴨を限定空間で活動させる。その結果、合鴨の稲に対する六つの効果(雑草防除、害虫防除、養分供給、刺激、濁水、ジャンボタニシ防除)の大きさ、均一性、適期性、継続性が格段にレベルアップする。

 これを連続的に大観すれば、どちらかというと畜産の技術であったアジアの伝統的アヒル水田放飼が囲い込みにより、初めて本格的稲作技術に統合発展し、合鴨水稲同時作になったと言えよう。これは現代におけるアヒル水田放飼の再生である。

立春に 応える様に 梅開く

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認証米の田んぼを示した地図上に、トキの動きを落とし込んでデータベース化する=佐渡市役所

■佐渡市・国・新大がマップ作成へ

 トキがすめる田んぼを増やし、佐渡産コシヒカリのブランド力を向上させようと、佐渡市と環境省、新潟大学が連携して「トキの田んぼマップ」を作成する。無農薬や減農薬の田んぼのデータにトキの動きを落とし込み、トキにとっての「すみやすさ」を可視化する初めての試みだ。(高橋淳)

   ◇

 佐渡市は現在、認証コシヒカリ「朱鷺(とき)と暮らす郷」を生産する田んぼの地図をデータベースで管理している。今後はこの地図上に、放鳥されたトキの動きや、新潟大が調査する、ドジョウやバッタ、カエルなどえさとなる生物の生息量などを重ね合わせていく。

 えさの量と農薬の量との関連性や、森や川などの周辺環境の情報もデータにまとめ、「どのような田んぼならトキがすみやすいか」を数値化、映像化する。佐渡市農業振興課の渡辺竜五係長は「『本当にトキが来た田んぼの米』として売り上げが伸び、認証米に参画する農家が増えれば、永続的なえさ場の確保にもつながる」と期待する。

 認証の条件は、冬でも田んぼの水を抜かず、年間を通じて生き物がすめることや、無農薬か5割の減農薬・減化学肥料で生産する――などで、通常の栽培より手間もコストもかかる。だが参画する農家は年々増え、2008年度には全作付面積の約8%にあたる460ヘクタールだったが、10年度は約1200ヘクタールと全体の2割を超える見通しとなっている。

田んぼの生きものと仲良く 県が調査活動コンテスト

(2月9日 05:00)

 県農地・水・環境保全向上対策推進協議会(会長・大久保寿夫小山市長)と県は5日までに「田んぼまわりの生きものマップ・写真コンテスト」の入賞団体を発表した。最優秀賞は生きものマップでふるさと古江21(岩舟町)、生きもの調査写真で東上すいせんの会(高根沢町)が受賞した。

 コンテストは農地・水・環境保全向上対策を導入した地域の活動組織を対象に、田んぼまわりの生きもの調査の結果をとりまとめたマップや、調査の様子を収めた写真を募集。マップは120点、写真は177点の応募があった。

 表彰式は12日に県教育会館で開く「ふるさと"とちぎ"再発見シンポジウム」の中で行う。

 その他の入賞団体は次の通り。

 【生きものマップ】優秀賞 板荷畑いつくし美会(鹿沼市)寒川花桶の郷(小山市)中郷のみどりを守る会(高根沢町)▽特別賞 逆面エコ・アグリの里(宇都宮市)

 【生きもの調査写真】優秀賞 姿川環境保全会(宇都宮市)下山根環境保全会(矢板市)蛭畑の環境を守る会、南区資源保全会(大田原市)

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トキ:2次放鳥4カ月 最大14羽で行動 「つがい」は確認されず /新潟

 トキの2回目の放鳥が佐渡市で行われてから29日で4カ月。放鳥されたトキ19羽のうちの一部は、08年の1次放鳥の2羽とともに、最大14羽の群れで行動しているが、「つがい」をつくったトキはまだ確認されていない。

 環境省によると、トキの群れは主に佐渡市の両津、新穂地区の平野部に生息。羽茂地区で生息している1次放鳥の雄2羽は繁殖期を迎えたことを示す黒灰色の「生殖羽」に変化しているが、群れをつくっているトキのなかで完全に変化したものは確認されていない。

 トキは2月下旬に繁殖期を迎え、つがいをつくると、群れから離れて木に巣を作り、3月下旬にも産卵を始めるとされる。同省の笹渕紘平自然保護官は「今年は去年と違い、今の段階で群れになっている。繁殖を期待したい」と話している。

 一方、2次放鳥トキのうち、個体番号「05番」の3歳の雌が昨年11月下旬に長岡市で、同「30番」の1歳の雌が今月中旬に五泉市で確認されており、1次放鳥のトキを含め雌ばかり計6羽が本州側に渡ったのが確認されている。[畠山哲]


旧暦では昨日がお正月でしたね。梼原も雪ではなく雨が降っております。いよいよ春です。

我が家の田んぼには「ヤマアカガエル」が大量の卵を産卵し、すでに小さなおたまじゃくしが動いています。
今朝も雨の中、親ガエルが山に登って行くのを見かけました。

さて、3月22日におたまじゃくしの観察会を高知市近郊で行います。
カエルと共に生きる様々な生きものたちを通して生物多様性を考えてみませんか。
転送大歓迎です。よろしくお願いします。

生物多様性農業支援センター 四国事務所 担当 谷川徹

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カエルのなかまから里山を考える
「ニホンアカガエルのおたまじゃくし観察会」

高知には11種類のカエルがすんでいます。その多くは水辺などで生活していますが、


ニホンアカガエルやヤマアカガエルは冬から晩春は田んぼなどに住み、初夏から晩秋に


かけては里山や森林で暮らしています。

今回はその中でも生息域の減少が心配される「ニホンアカガエル」のおたまじゃくしの観察会を

四国自然史科学研究センターの谷地森秀二さんや水生生物研究者の石川妙子さんなどを講師に迎え、

カエルや共に生きるいきものたちを知り、生きものの多様性が我々の生活どのように関わっているかを学びます。

日時 3月22日 (月)春分の日の振り替え休日

時間 10時開始15時終了予定

場所 高知市池公園周辺を予定  参加費 無料

主催 生物多様性農業支援センター四国事務所

*このプログラムは絆の森環境活動支援事業の助成を受けて開催いたします。 

 


時間や集合場所の詳細は下記までお問い合わせください。

 NPO法人生物多様性農業支援センター 四国事務所 担当 谷川徹

ttanigawa@wehab.jp

090?6280?7668

JAあきた北央が26日に冬水田んぼの調査をします。

今日は、調査の準備の為、田んぼの雪かき穴掘りをしたようです。

以下メール文

今日は穴堀日和です♪
天気が良いので営農部職員の坂上さんと白旗さんと穴堀に来ました。
雪が深いっ!1?以上はあります。
右側が坂上さんで左側が白旗さんです。


土が見えてきたけど、なんかクサイ...
秋に散布した豚糞の匂いでした。

                               営農部の部屋

201002171431001.jpg

白幡さん、穴掘っています。201002171445000.jpg

1メートル深く掘ります。201002171437001.jpg

201002171428000.jpg

5箇所穴を掘りました。

天気が良かったから、体が熱いです。

お世話さまです。
四万十市で別紙のような催しがあります。
 よかったら参加しませんか。

 四万十市でも鶴を一つの象徴にした生きもの豊かな田んぼ
作り、里作りの動きが芽生え始めています。

 四万十市にはトンボ公園もあり、色々と活動が盛んなところです。
農地水環境保全向上対策の活動組織も小さい町ながら30ほどあります。
 今年は四万十市でも田んぼの生きもの調査をやりながら、生物多様性
と鶴をキーワードに色々な活動がコラボしていけるよう働きかけて行こうと思ってい
ます。

 
     皆様

                       四国事務局 

コウノトリ育む農法でツルの来る町四万十を目指す!.pdf

巻頭言》「企業と生物多様性(12) 保全を本業に埋め込む」

 先週はドイツのボンで、生物多様性条約の「革新的資金メカニズム」
に関するワークショップに参加してきました。「革新的資金メカニズ
ム」とは耳慣れない言葉かもしれませんが、要はこれまでのような政府
による資金だけではとても足りないので、もっと別の資金源を作ろう。
あるいは、市場メカニズムをうまく利用して、保全活動が進むようにし
よう。そういう方法のことで、今回はそれについていくつかの案を具体
的に検討することが目的でした。

 そうした主題の議論ですので、当り前と言えば当り前なのですが、生
物多様性についての議論なのに、生物の話はほとんど出て来ずに、もっ
ぱら経済的な話が繰り広げられました。もちろん、企業や企業活動に関
わる話題も多くありました。

 詳しい内容についてはまた別の機会に譲りますが、興味深いのは、い
ずれの案でも、「生物多様性を保全するのは良いことだから、社会的責
任として、あるいは企業市民として、企業もこの問題に取り組むべき
だ」などという精神論はまったくなく、どうやって日々の企業活動や経
済の仕組みの中に、生物多様性を保全を促進したり、あるいはその資金
源を作るための仕組みを埋め込むか、その点に議論が終始していたこと
です。

 つまり、社会貢献の話ではなく、あくまでビジネスをどう持続可能な
ものにするかという話であり、また受益者が、自分が受けている便益に
応じて負担しましょう、そういう話なのです。もちろんこれは仕組みを
作る側、どちらかというと行政側の視点ですので、一般の企業とはどう
しても発想の出発点が違うのかもしれませんが、日本の現状とはかなり
温度差があるのではないかと思います。

 ところで、ここ一年半ほどの経済状況のせいで、CSR活動が縮小してい
るという話しをよく聞きます。え、あの会社が、と思うようなところが、
「稼げない活動は予算を削れと言われてしまって」と大変寂しいことを
おっしゃったりするのを聞きます。背に腹は代えられないということな
のかもしれませんが、これは実は、CSRが本業の中にしっかりと埋め込ま
れていないからなのではないでしょうか。

 「本業を通じたCSR」という言葉がよく使われますし、私もCSRはそう
あるべきだと思っています。CSRは、儲けたお金を社会に還元しましょう、
それで社会に貢献しましょう、という発想とは別の物だからです。本業
を通じた、つまり本業の力を生かしたCSRは、その企業らしさや、その企
業の強みが生かせるという点でも、メリットが大きいと思います。

 ただそれでも、本業の力を生かしているだけですと、やはり不況下で
は活動が縮小してしまうということもあるのかもしれません。なにしろ
それはあくまで本業とは独立した「CSR」であって、本業と完全に一体化
しているわけではないからです。どうしても、優先順位は低いのです。

 そんなことを考えていたら、先日、「本業に統合されたCSR」という言
葉を見かけ、「あぁ、なるほど、こっちの方が正確だな」と思いました。
考えてみたら、英語でも "CSR embedded in the main business"とい
う表現をよく見かけます。つまり「本業に埋め込まれたCSR」です。

 これなら、本業をよくすることと、CSRを進めることは完全に方向性が
一致しますので、不況だからと言って縮小することはあり得ません。む
しろ、業績が悪ければ、余計に発奮する必要があるでしょう。そして何
より、企業が社会的問題の解決に取り組むことは、こういう景気のとき
こそ、より必要とされるのです。

 考えてみたら、生物多様性も同じなのではないでしょうか。この連載
の最初の方でも書いたように、あらゆる企業活動は、生物多様性の恩恵
に依存しています。事業を継続するために、生物多様性が必要なのです。
であれば、生物多様性の保全も、その性質上当然に、事業に「埋め込ま
れた」ものである必要があるでしょう。

 企業活動や経済の仕組みの中に、生物多様性を保全するための仕組み
が、早く完全に埋め込まれることを期待して、私も微力ながらその仕組
み作りに参加し続けたいと思います。

             サステナビリティ・プランナー 足立直樹

姜大寅さんの死を悼む

 

 

           NPO法人 民間稲作研究所 稲葉光國

 

1月30日(土)田の草フォーラムの懇親会の最中に姜大寅氏急逝の知らせがあった。韓国の洪さんからタイワ精機の高井会長を経ての第一報であった。にわかに信じられず確認のために金氏にその信憑性を確認して頂いた。事実であった。100日断食祈願の途中のできごとと聞き、なぜ彼がそこまで祈願しなければならなかったのか。その真意は正直なところ、私には解らない。彼も死を覚悟して100日断食に入った訳ではあるまい。神の啓示を受けようとしたのではないか。

彼が毎年断食祈願をしているという話は3年前に耳にした。しかしこれほどまでの苦行を自らに課していたとは知らなかった。1haで始まったかれの有機稲作は今や10haに拡大していた。その技術の骨格は姜大寅さん、中国の金吉沫さん、そして小生の3人の共同作業のなかで育まれたものであった。稚苗ではなく、薄まき成苗を移植し、病害虫の発生しない健康なイネづくりで、有機稲作のレベルアップを図り、東アジアの稲作を環境創造型の有機稲作で再建しようと誓い合ったのは9年前のことだ。金吉沫氏が小生の農場で研修し、姜氏は何度も小生の農場を訪ねてくれた。私も訪ね、抑草技術を中心に技術交流を行ってきた。

第7回の順天市で行われた技術会議は姜さんに重い荷物を背負わせてしまったような気がしてならない。ジャンボタニシに頼らない抑草技術を築き上げようとしていた私たちに、地域の有機農業者から不満の声が寄せられた。技術確立の過程であった生き物の多様性を活かした抑草技術には安定性がなかった。その点ジャンボタニシは確実であり、効果抜群であった。ジャンボタニシ除草は韓国全土に広がり、そこからの脱却は容易ではない。ましてや付加価値農業と捉える有機農業者が増えるなかで、平和の礎ととらえていた姜さんにとって、有機農業の未来を意味あるものとするために、現状は何とかしなければならなかった。その重圧のなかで、100日断食祈願が組まれたのではないかと思うと涙が止まらなかった。断食後に設立のお披露目を予定していたという真新しい教育館が山の中腹に淋しく建っていた。

志の高い姜さんの遺体はしっかりした麻布で、固く、硬く覆われ、小さくなっていた。そのまま地下深く埋葬され大地に戻る時を待つお姿であった。埋葬者のみなさんで歌ったスコットランド民謡「アンニーローリー」--「冬去りなば、また帰ると、麗しのアンニーローリー、誓いたまえ」が、姜さんの魂に届いていることを信じ、帰路についた。

東亜日報に断食祈願の詳しい記事のあることを金亨美さんが紹介してくださった。アクネモチを背景に撮った遺影が日韓稲作交流の証しとなっていた。                     

 

2010,2,3

 

         合掌

 

東亜日報    社会

 

「有機農は平和だ」有機農伝道師カン・デインさんが断食中に死亡

 

FEBRUARY 01, 2010 07:47

 

「わが土はあらゆるところが聖国だ」(断食の最終日)、「寒くて蜂すらこない」(66日目)、「元気がなく、口からすっぱい水が出る」(61日目)、「有機栽培農業だけが生き残りの道だ」(51日目)。

「有機農業のゴッドファーザー」と呼ばれてきたカン・デインさん(59、写真)が残した10枚前後の営農日誌に書かれた苦悩の文章である。カンさんは1月30日正午ごろ、全羅南道高興郡南陽面(チョンラナムド・ゴフングン・ナムヤンミョン)の八影山(パルヨンサン)南東側の8分稜線の小さなお寺の敷地で、死亡したまま見つかった。

カンさんは昨年11月3日から、89日間、断食しながら祈りを捧げていた。妻のチョン・ヤンスク氏(51)と長女のソンア氏(27)が、彼を見つけた当時、彼は跪き、頭を土に当てたまま、祈りを捧げる姿だった。警察は、カンさんは低体温症で死亡したと見ている。ソンア氏は、「父は、今度の100日間の断食を最後にする気でした。絶対来ないでほしいと頼まれましたが、気になって、3回も訪ねました」とすすり泣いた。

カンさんは、高校3年生の時、農業や環境、国のための断食祈祷を開始し、これまで20数回も断食祈祷を行ってきた。彼は、「農業が生きれば、全てが生き残る。体によい有機栽培米を全国民が食べられることこそ、平和だ」という信念を生涯実践してきた。1977年、父親が農薬中毒の後遺症で死亡したのにショックを受け、10万平方メートル(約3万坪)の土地に、農薬の代わりに、山野草や木酢液、米ぬかなどを使う有機栽培農業を始めた。

1995年、国内初の有機栽培品質認証を獲得した彼は、33年間有機農業を実践し、300?400米種子を開発した。そのうち、100種あまりを特許出願し、「米の専門家」として名をはせてきた。全羅南道寶城郡筏橋邑馬洞里(ボソングン・ボルギョウプ・マドンリ)のウリウォン教育館を設立し、命の米や鏡草の液、ドクダミなどの製造秘訣を農民らに伝授した。

遺体安置所が設けられている寶城郡筏橋邑の三星(サムスン)病院の葬儀場には31日、全国からエコ農業家1000人が訪れ、彼を追悼した。カンさんの家業は、大学卒業後に帰農した長女のソンア氏が継ぐことになる。

 

2月9日(火)

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> ★東京ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>
> モントリオール準備会合報告─生物多様性と気候変動
>     世界湿地の日記念行事「市民が動かす国際条約」
>
>  CBD市民ネットのメンバーは、モントリオールで開催された準備会合で、CBD事
> 務局などとの意見交換会を実施し、COP10に向けた重要な情報を収集してきました。
> 今回の取り組みは、これらの情報を共有した上で、すでに活発に動き出している
> CBD市民ネットの部会のうち、特に国際的な活動に取り組む部会に焦点を当て、関
> 東地域における生物多様性年キックオフイベントとします。
>  「市民が国際条約にどのようにかかわり、条約の中身に影響を与えることがで
> きるのか」?パネルディスカッションでは会場からも参加し、意見交換しながら
> その方法を探ります。
>  なお、スイス、グランのラムサール条約事務局から日本訪問中であるLew Young
> 氏に特別参加いただき、ラムサール条約の世界湿地の日(2月2日)記念行事と
> して位置づけた取り組みとします。
>
> ☆世界湿地の日について
>  http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12061
>
>  
> ○日 時:2010年2月20日(土)13:00?17:00
> ○場 所:GEICライブラリースペース(青山・国連大学内)
> ○主 催:CBD市民ネット
> ○主 幹:ラムサール・ネットワーク日本
> ○協 力:地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
>
> 〈プログラム〉
> ・モントリオール準備会合報告 
> ・講演「湿地と生物多様性、気候変動」 
>  Lew  Young 氏(ラムサール条約事務局アジア・オセアニア地域担当)
> ・パネルディスカッション「市民が動かす国際条約」
>  テーマ:生物多様性の10年 水田 海洋・沿岸域 湿地 貧困 開発
>
> 【お申込・お問合】担当:伊藤よしの(GEIC)
>  参加費無料、参加申し込み不要
>  TEL:03-3406-5180 FAX:03-3407-8164 
>  E-mail:info@ramnet-j.org
>  URL:http://www.ramnet-j.org/special/wwd2010/wwd2010.html
>
> 【関連情報】
>  CBDに関するセミナーが全国各地で開催されますので、お知らせいた
> します。
>
> ★福岡 ---------------------------------
> 「つないでいこう 私たちの生物多様性」 生物多様性地域対話会合
> ○日 時:2010年2月14日(日)13:00?17:00
> ○会 場:九州大学・創立五十周年記念講堂・4階・大会議室
>    (地下鉄「箱崎九大前」より徒歩8分、JR「箱崎」より徒歩10分)
> ○問合せ:ウェットランドフォーラム(松本) 
>      TEL:092-542-5515 FAX:092-542-5514
>      URL:http://www.cbdnet.jp/event.html#Fukuoka
>
> ★仙台 ----------------------------------
> 「生物多様性国内対話in仙台」
> ○日 時:3月7日(日)13:00?17:30
> ○会 場:東北大片平さくらホール
>      http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/access/sakura-j.html
> ○問合せ:生物多様性条約市民ネットワーク TEEB作業部会事務局
>      E-mail:teeb.japan@gmail.com
>
> ★高知 ----------------------------------
> 「生物多様性国内対話in高知・愛媛」
> ○日 時:2月21日(日)13:30?17:30
> ○会 場:高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室
> ○問合せ:四国自然史科学研究センター内(金澤)FAX:0889-40-0840
>      URL:http://4epo.jp/modules/eguide/event.php?eid=1171
>
> ★徳島 ----------------------------------
> 「"生物多様性国内対話"in 徳島・香川」
> ○日 時:2010年2月20日(土)13:00?17:00
> ○会 場:アスティとくしま 2F第6会議室(徳島市山城町東浜傍示1)
> ○問合せ:(特活)里山の風景をつくる会
>      TEL:088-655-1616 E-mail:info@enjoy-satoyama.jp
>      URL:http://4epo.jp/modules/eguide/event.php?eid=1186
>
>

 

今日は寒いです。

東京では、雪が降ると言われています。 高尾は現在雨です。

非常に寒いです。

本日の会議で、今年の東日本アシスタント講習会の場所が決定しました。

山形県遊佐です。

5月28日、29日の予定です。

詳細は、追って連絡いたします。

 

各産地 田んぼの生きもの調査アシスタント講習会

・宮城県 6月3,4日 (予定)

・北海道 6月26,27日 (予定)

・東京 高尾 5月 (予定)

・四国 小松島 6月予定