BASCが取り組んでいる「田んぼの生きもの調査」は単なるモニタリングではありません。大人も子どもも一緒に田んぼに入り、田んぼがお米を生産するだけでなく様々な生きものを育んでいる事を実感する市民運動です。生きものを実感した消費者は、お米を価格や品質と言う経済性だけで判断して買う事の間違いに気づきます。間違いに気づいた消費者はTPP参加で海外から安いお米が輸入されても、そのお米からは田んぼの生きものが見えないので買いません。何故ならば、田んぼの生きものは自分たちの命と子どもたちの命に繋がる「絆」だからです。その「絆」を確認する活動が田んぼの生きもの調査なのです。
田んぼはお米を生産するだけではありません
実は5776種類の生きものを田んぼは育んでいるのです
それは田んぼの生きもの調査をすると分かります
春に田んぼに水が入ると、カエルが卵を産みます
田植えをしてしばらくすると、ゲンゴロウやオタマジャクシが泳ぎ始めます
夏が近づいて来ると、ヤゴが稲を登りトンボになります
秋に刈り取りをするころには、稲穂にクモやバッタがいます
冬の田んぼの雪の下には、イトミミズやユスリカの幼虫がいます
田んぼには四季の変化に応じて、様々な生きものがいます
その生きものの命がお米を通じて、私たちの命とつながっているのです
田んぼの生きもの調査をすると、5776種類の命のなかに自分の命も入っていることが分かります
だから田んぼの生きもの調査は大切なのです
田んぼの生きもの調査をご希望の方は、日程が合えば随時受け付けております。下記リンクの申込書に記入のうえ、郵送、FAX、Mailにてお申し込みください。また、調査シートも下記リンクよりダウンロードいただけます。生きもの調査にご活用ください。